ダイエット

ダイエットでリバウンドする6つの原因

リバウンドしないダイエット方法はないのか?ダイエットサポート歴20年の中で気づいたことをお伝えしていきたいと思います。
まずは、リバウンドのメカニズムからお伝えさせていただきますね。

リバウンドで太るメカニズム

リバウンドは、ダイエットによって小さくなった脂肪細胞が、ふたたび肥大化することによって引き起こされます。

リバウンドの原因

リバウンドの主な原因は、以下の6つです。

極端で無理な食事制限

カロリー摂取量を減らすことばかりで食べないダイエットを行うと、短期で体重は減りますが、筋肉も減り体調不良も招きやすくなります。1日1食の食事、○○だけ食べて瘦せる、○○だけする、○○制限など、流行りの減量方法は、取り掛かりやすい反面、体に負担をかける可能性があります。

過度な運動

一時的には大きなエネルギー消費量が増えるが、過度な運動は心身ともに負担がかかりやすく疲労感や、燃え尽き症候群に陥りやすくなります。
運動自体に嫌気がさし急激に運動をやめてしまうことで、消費カロリーは減るのに食事量はそのままではカロリー増加となってしまいます。

睡眠不足

食欲を増すグレリンというホルモンが増えることで、食事の量が増えたり、こってりとした味付けのものや、お菓子、甘い飲み物が欲しくなる症状が出てきます。
また、日中の代謝を下げて消費エネルギーを低下させます。

短期間での減量

無理がかかった減量は、体が飢餓状態だと認識し、基礎代謝を低下させ、少ないカロリーでエネルギーを節約しようとするため、省エネ運転の体に変わってしまい、通常の食事に戻してしまうとカロリーオーバーとなってしまいます。

ストレス

強いストレスを感じると、体を守るためのホルモン「コルチゾール」が大量分泌されます。コルチゾールは、食欲抑制作用のあるホルモン(セロトニン)の働きを悪くさせ、特に高脂肪、高糖分の高い食べ物への欲求を強くします。
また、内臓脂肪として蓄積され、お腹周りの脂肪を増やします。

筋肉の減少


栄養ではなく、カロリーばかりに目を取られて無理な食事制限をしていると、エネルギー不足により、筋肉中のタンパク質を分解し、糖新生が行われ筋肉が減少します。

環境変化によるリバウンドしやすくなる要因

それでも以下の要因でリバウンドする方もいます。

  • 座りっぱなしの仕事が増えたり、外食の機会が多かったり、みんなで毎日お菓子を食べる習慣のある職場へ移動もしくは、転職した。

  • 残業が増え、夕食の時間が遅くなるようになった。

  • お子さんの習い事や部活の送迎時間で夕食の時間が遅くなるようになった。

  • 家族の介護や病気により、その部分に時間を費やされ自分の時間が持てずストレスが増えた。

  • 同居することになり、食事内容や時間を家族に合わせなくてはいけなくなった。

ダイエット後リバウンドを防ぐためには

リバウンドを防ぐために以下の8つのポイントがあります。

バランスの良い食事を心掛ける

三大栄養素のバランス(三大栄養素とは、炭水化物、タンパク質、脂質のことです。)
炭水化物ばかりに偏らないようにすること。炭水化物や脂質の過剰摂取を控えて、適量な摂取を心掛ける。
タンパク質は、筋肉量の維持や代謝を高めるため欠かせません。
良質な脂質を摂るため、青魚、オリーブオイル、ナッツ類などの良質な脂質はホルモンバランスや満腹感のサポートをしてくれます。
特に野菜、キノコ類、海藻の積極的な摂取が重要でビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な食べ物は、代謝をサポートし、便秘予防にもつながります。食物繊維は満腹感を感じやすく、血糖値の急上昇を防ぎ、腸内環境を整えてくれます。

お水や白湯を飲む習慣化

水分をしっかり摂ることで代謝が活発になり、デトックス効果も望めます。1日に1,5~2リットルを目安に。

適度な運動をする

スポーツなどの運動だけではなく、通勤や買い物などの歩行量や、掃除などの身体活動を意識した過ごし方をする。座りっぱなしにならないように心掛ける。

規則正しい生活を送る

食事の時間をできるだけ一定にし、規則的な生活リズムを保つ。

睡眠をしっかり取るように心掛ける

睡眠不足は食欲ホルモンのバランスを崩して、過食の原因になります。体の回復とホルモンバランスの正常化を図る。

ストレスをためない

ストレスが溜まると、過食や生活リズムが崩れやすくなります。リラックスする時間を持ち、趣味や休息を大切に過ごす。

加工食品や砂糖の摂取を控える

加工食品や砂糖を多く含む食品は、血糖値を急激に上げやすく、過食につながります。スナック菓子やジュースは特に避けて、自然な食品を選ぶようにする。また、お菓子を習慣化しないように、心掛ける。

食事はよく嚙み、ゆっくりと食べる

ゆっくりと食べることで満腹感が得られやすく、消化も良くなるので栄養の吸収がスムーズに行われます。

耳つぼダイエットは、リバウンドを防ぐための個別プログラム

筋肉量を維持しつつ、体重の中の脂肪をを減らす

耳つぼダイエットの効果を解明するため、約1000名(10代~70代)の被験者を対象に、3ヶ月間4回にわたって測定し検証した結果、体重1kgあたりの筋肉量は増えているという結果を出しています。筋肉量が増えているため、基礎代謝量もアップしています。

5パターンの瘦せ方

瘦せていくパターンは、5つのタイプに分かれます。

大きなジグザグの幅で減量

夜勤の多い方、外食の多い方に見られる傾向です。その日に増えても、次の日のリセット方法をお伝えし増え続けないようにしていきます。

最初はなかなか減りが悪いが、途中からおもしろいように減っていくかた

代謝の悪い方にこのパターンが多いです。最初は減量というより、体から元気が湧いてくるような状態を作ることに集中します。また、ウエスト先行型といって、最初は体重、体脂肪の減りは少ないが、お腹周りの脂肪が柔らかくなり、サイズダウンから始まる方もいらっしゃいます。

階段型にリズム良く進んでいくかた

このパターンが一番多いです。減ってなじませの繰り返しで安定して減っていきます。自然体なので、ゆるいダイエットに感じる方が多く不思議がられます。

最初は滝のように急激に減るが、途中停滞期に入り、その後また減量の流れに乗っていくかた

高度肥満の方に多く見られます。落とす脂肪が大量にある為、かなりのスピードで最初は進んでいきますが、途中で体が考える時期がきます。なじませて、体の状態が整うとまた減量していきます。停滞のこの時期にサイズダウンが起こる方が多く、体重、体脂肪があまり減っていなくても周りから「痩せたね~」と言われることが増えたとおっしゃる方が多いです。

最初から順調そのままに、とんとん拍子で減っていくかた

一番楽しいと言われるダイエットのパターンです。ストレスもなく、ダイエットに集中できる環境の良いかた、そして、明確な(いつまでに)目標を持っている方に多いです。

☆どのようなパターンも、リバウンドしないために心と体に負担がかかっていないかを見ながら進めていきます。
耳つぼダイエットでは、太りやすい習慣を、出来る工夫で改善していきます。また、体の中から綺麗にしていくことに力を入れていきますので、”代謝の良い太りにくい体”へ変えていきます!

最後に

耳つぼダイエットは、リバウンドしないために健康を一番に考えている方法ですが、全員がリバウンドしないわけではございません。
前述の【環境変化によるリバウンドの要因】に当てはまり、3年後にまた来店される方もいらっしゃいます。ダイエットを一時的なものではなく、健康的な体重を維持するためのライフスタイルを目指すことが重要です。このような、自分にあった生活習慣を身につけて、自然体で出来ることで、リバウンドを防ぐことができると思います。
当店では、ダイエット終了後に、リバウンド防止のための定期検診も無料で行っておりますので、アフターフォローもサポートさせていただいております。
”無理なく結果を出す” ”綺麗に瘦せる”にこだわりをもって、一緒に力を合わせて楽しく、ゴールへ導かせていただきますね。

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